住職ご挨拶

 

皆様はじめまして。宝輪寺へお参り下さいましてありがとうございます。
私が宝輪寺第20世住職の、高橋敬尚(タカハシケイショウ)と申します。
簡単に宝輪寺のご案内をさせていただきます。
 
 
 
●宝輪寺の歴史 真言宗醍醐派 大福山 聖寿院 宝輪寺
 
寛永18年(1641)、修験者清光院増慶が新紙屋町(今の八幡町)に開創し大黒天を祀った。
延宝4年(1676)、高野平郷(今の油町西田医院の地)に移転。
元禄年間(1688-1704)、奉行所に陣貝三個が備え付けてあったが、その中の白色の法螺貝が当寺に預けられ、奉行市内巡見の度に差し出すのを例とした(現存)。
明和3年(1766)、市中大火により焼失、同8年再建。
文化5年(1808)のフェートン号事件後、陣貝の一個を更に預かった(現存)。
天保14年(1843)、市中大火により再度焼失。嘉永年間(1848-54)に再建。
昭和47年(1972)に現在地に移転。
 
  
●城野尾砦戦国武将士霊供養塔
 
当寺は昭和47年(1972)に前住職の宮崎秀門僧正が、当地長崎市上戸町に移転しまして現在に至ります。
当地はその昔、城野尾砦(じょうのおとりで)と云いまして、三浦一族が平家の残党討伐の為に砦を築き、激しい戦闘が繰り広げられていました。
後年、境内に祠(ほこら)が祭祀され、長い間戦国武将たちの供養を勤めておりましたが、平成4年(1992)11月17日に現住職が城野尾砦戦国武将士霊の供養の為に新たに石塔を建立し、毎月25日に供養しています。
 
 
●後奈良天皇勅願寺
 
開基増慶僧正より、真言宗醍醐派の袈裟頭となり、併せて後奈良天皇の勅願寺となりました。
 
 
●『なで大黒』
 
なで大黒とは、参拝の皆様がそれぞれに自分の痛いところを撫でて、大黒様が代わって受けてくださる大黒天です。
平成8年(1996)1月に建立しました。
 
 
●奉行所預り法螺貝の云われ
 
当寺御宝前に安置してある白緒法螺貝は、開基増慶僧正が、長崎奉行所から市内巡見の時に先頭に立って法螺貝を吹くという役割を受けました。
奉行所には三つの法螺貝があり、当寺では明治維新の折まで白緒法螺貝を預かり、その役職を担っていました。
 
 
●吉祥塩、祈願タオル等置いてあります。
吉祥塩とは、お大師様秘伝の祈願塩で、屋敷及び宅地内の不浄清祓、身体健康などの食事にご使用してください。
不思議と心身が良くなる弘法大師の吉祥塩。何事にもご利用いただけます。
護摩の火により御加持したタオルです。身体健全・病気平癒・手術経過良好などに、身に着けたり、枕に巻いて使用してください。
 
 
※ 吉祥塩・祈願タオルは地方発送承ります。
   メール・FAX等で住所、氏名、電話番号をお知らせしてください。
 hourinji@theia.ocn.ne.jp
TEL:095-878-1166
FAX:095-878-1986
 
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